大正野球娘。 #11「そゞろに胸の打ち騒ぐ」

「今日の試合は合宿の成果が十分に発揮されてました」、魔球をいつ覚えたのかは不明だが上達が分かり易く描かれて、決戦前夜。「この日のために何ヶ月も一緒に頑張ってきた仲間が待っているの」、反対されてもブレないが両親に野球のことがバレた小梅。同じくバレたせいで軟禁状態にある晶子は試合会場に現れず、不戦敗の危機は緊張感があったが、「松坂、ありがとう…」、お嬢様のために一肌脱いだ運転手さんが功労賞。「貴女達はやるべきことを全てやって来ました。怖れるものは何もありません。皆、ベストを尽くして悔いのないプレーをして!」、アンナ先生の言葉も中々だし、制球の良さをアピールする乃枝の作戦も良いな。序盤は優位に進むものの、侮ってくれていた相手もこちらの戦法を見極めて来るようになり、死闘は次回へ。