「俺の野球人生の全てを（イカサマに）注ぎ込んだ」という城丘コーチは、兄へのコンプレックスを原動力に間違った方向へ頑張ってるけど安いなー。二点差の最終回にウイリアムス（三木眞一郎）登場で、「知恵を絞って色々小細工したようだがジエンドだ」という城丘に対し、「ここからが本当のゲームだ」と渡久地は抜かりない。ナックル用の細工ボールは、握りを変えないと送球できない盲点を突いた手は見事。すり替えた場合に生じるリスクも大きい。勝負師渡久地東亜、ペテン師を追い詰めるのナレーションの通り、相手を翻弄する様は爽快だ。けれど、ジョンソンを負傷させた荒業がまだ残っているんだよなー。
