ef - a tale of melodies. #11「reread」

会話劇が走ってるなー。屋上の果し合いで、キック一発かましたげるわ。「好きって気持ちになったら、それだけで勝ちなんです」「全部全部全部あなたが好きだからです。これが私の答えです」、いつぞやの久瀬の問い掛けに答えるミズキ。「俺は死ぬよ」「はい」、「すぐに惨めで酷い姿になって」「はい」、「だから、君を幸せには出来ない」「いいえ、私は幸せになります。そして、あなたが死ぬ時に幸せだったと思わせてみせます」「ぶっちゃけ、私に惚れられたのが運の尽きなんで、大人しく幸せになって下さい」「そうか、わかったよ」、ポジティブミズキのパワーに降参する久瀬だが、病状は待ってくれない。「例え一秒でも君と過ごせる時間が長くなるなら、戦う価値はある」「初めてだよ。負けそうな試合に挑むのは」、可能性の低い手術に臨む久瀬は生き延びることが出来るか? 「必ず帰ってくるから」「はい、いってらっしゃい」、手術前のやり取りも思いが伝わる。「私は泣かない、何があっても。優子と約束したじゃない」、久瀬の曲に優子が付けた歌詞を歌うミズキ。優子に励まされた1stシリーズの登場人物たちと1stOPや流れる構成も綺麗。聴こえますか、真実の旋律。