スレイヤーズREVOLUTION #13「Misty 振り下ろされる刃!」【終】

最終決戦。vsザナッファー。ザナッファー製造秘話とか正直どーでもいいし、モタモタ無駄攻撃で引っ張ります。浄結水(アクアクリエイト)に覇王氷河烈と氷系を重ねた連携で、属性に意味のある使い方は本作では初めてだったなー。「こんなもんが運命だって言うなら、まとめてぶっ飛ばしてやるわよ」、光の剣と神滅斬で決まったから、最後の竜破斬は要らんような気がする。デュクリスがリナに矛盾を突かれたり、ザナファアーマーが暴走したりしたが、色々混乱させたことは棚に上げて、最後は協力して去る変な決着。アメリア&ゼルガディスは最後まで活躍が薄かった。ゼロスが何をしてたかは謎で、オゼルとかレゾ関係、ズーマの復讐も持ち越し。

総評

90年代アニメを忠実に再現していて、良く言えば懐かしい、悪く言えば古臭い作品。前作とのブランクが長すぎて、話の内容をスッカリ忘れている続編が見辛いことも立証してくれました。ただのオバちゃん(OPで見た時は、カマだと思ってた)にしか見えない浅い悪役のジョコンダが、これまで魔王を倒してきたリナ達と対等に渡り合う強さバランスも腑に落ちないが、その中ボスは暴走して前期ラスボスの魔獣化し、扇動していたデュクリスは目的がはっきりせず最後に何だか味方して去っていく歯切れの悪い結末。光の剣のレプリカを持ってる理由は語られないなど、ポコタの掘り下げがイマイチなので、肩入れする理由が弱く必然的に話も弱い。アメリアとゼルガディスは最初から空気だったなー。タホーラシアを救う件とオゼルとかレゾ関係の話は進んでおらず、ズーマの復讐、ゼロスの目的は持ち越しだが、まー、前作までもこんな感じだった気がする。見てくんないと、暴れちゃうぞ。