灼眼のシャナII #24「守るべきもの」【最終回】

青い結界〜赤黒封絶内で繰り広げられる高速空中戦が熱い。「悠二と一緒に帰ってくる」というシャナの言葉が、吉田にヒラルダを使わないことを決意させるのね。時計台に侵入したシャナが悠二に飛びつき、ブルートザオガーに贄殿遮那が交わるシーンが良かった。炎の翼を広げるシャナが、史菜の記憶にある鳥と重なって鎧の動きが止まり隙になるが、OP冒頭で鳥が羽ばたくのもこれの伏線だったかー。ヘカテー、千変、教授の三人を相手にするヴィルヘルミナが大変そうだ。仕掛け崩壊&バルマスケ撤退で何を呼び出そうとしていたのかは分からんかったが盛り上がったラストでした。

総評

前半の学園編は、シャナ&吉田放置で史菜お世話係する悠二の煮え切らなさに腹が立つし、話もダレダレで詰まらなかったけど、テコ入れしたのか中半以降はかなり面白くなって、VSサブラクや最終決戦ではガチで鳥肌モノのバトルアニメしていました。マージョリー組の佐藤&田中にちゃんと転機と見せ場があったのも良い。悠二と銀の関係、あっさり去ったフィレス、バルマスケの目的が何だったのかなど、気になる部分はありますが、一応エピソードの決着は付けたので楽しく見れました。ただし、本作でも敵味方が誰一人として死んでいないので戦いはこれからだー。