喧嘩はめっなの

 『ガンパレード・マーチ〜新たなる行軍歌〜』DVD-BOX購入。最前線での侵略者:幻獣との戦い&学園ライフで、普通の学生が死と隣り合わせの戦場で戦うシリアスパートあり、コミカルな日常描写や恋愛ドラマありで、「授業中でも出動オーケー」と日常から戦場への切り替わりも魅力となっている作品です。BGMもマーチっぽかったりして、軍隊モノには中々マッチしている。最初に見たとき、芝村さんは相良宗介の女版みたいな印象があった。ぽややん速水くんは、石田彰のへたれキャラの走りですなー。関係ないが、芝村さんと速水くんはどっちが主役なのか不明です。ののちゃん(当時はノーチェックだったけど、CV:吉田真弓だったのか)もマスコット的存在でかわいいし、アンラッキー少女:田辺、不潔です:壬生屋など、サブキャラも立っていた。初回から他部隊では死者が出まくりですし、文化祭の人形劇の顛末や精霊流しエピソードはジワジワくる話だ。ニュースでの戦死者読み上げや芳野先生が電話を取って泣き崩れるシーンも静かに重い。あと、原先輩に刺されたりはしません。
 ちなみに、姉妹作である『ガンパレード・オーケストラ』は、原作ファンを大いに落胆させた『機神咆吼デモンベイン』、『ジンキ・エクステンド』と並び、近年の三大へっぽこロボットアニメ(と、私は勝手に思ってる)として、一部の好事家の間では話題である。「全てのロボットアニメは道を譲れ!」とネタにまで昇華した某作品などは、何もかも皆懐かしい。
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