H2O 〜FOOTPRINTS IN THE SAND〜 #12「H2O」【最終回】

今まで放置だったのが不思議なくらい祖父告発からトントン拍子で村の改革が進む。「私を必要としてくれる人がいるんだと思うと何故か嬉しいの」、カミーユみたいにボケちゃった琢磨をはやみが村を出て一人で面倒を見るというのは無理があるが、母が死んだ踏み切りでの出来事の真相を思い出すという、ありそうな展開。小日向家が殺したってデマじゃん。数年後ラストで、一話とも繋がるシーンではあるが精霊会議って、何よ?

総評

琢磨の前にのみ現れる(自称)精霊:音羽のファンタジー要素があったり、村が神楽の祖父さんに牛耳られている理由不明で、琢磨には状況説明がなく、最初はピンと来なかった。虐げられる境遇なのに何故か真面目に登校するはやみ、トラウマ抱えまくりのひなた(ほたる)のドラマは結構良くできていて、過去エピソードと共に風車、飴玉、絵本、鈴と多数登場するキーアイテムも効果的に使われていた。行き当たりばったりだけど琢磨が一人ずつ陥落させていく展開はベタながら中々でしたが、カミーユみたいにボケてからはシャッキリしなかった。マジカル音羽とラストの精霊会議が全部持っていったなー。OP/EDも結構好き。