ef - a tale of memories. #12【最終回】 love

OP日本語ver.でヒロインにパートナー付き。千尋と別れてから13時間以上経過。駅にも図書室にも千尋の姿は無く、傷心の蓮治。「本当に終わったんだよ」、「一度消えたメモ書きは二度と戻ってこない」、火村から客観的に言われるのもキツイ。次の朝、駅で見つけた千尋の「以前、私と会った方ですか?」でトドメを刺された。日記の最後の一頁を見つけて書いた時の思いを知り、飛び散った日記を集めるために走る蓮治。「13時間って、長いんですね」、何度も思い出し続けたことで蓮治のことを覚えていた千尋。じゃあ、朝のは何だったんだ? 明日の私へ、昨日の私より「麻生蓮治さんという人とは今後係わらないようにして下さい」は、そうしたくない裏返しとして伝わったのかもしれない。エピローグ、「私、自分の足で歩けるようになったから」、景は心も身体も元気になった。紘とみやこも良い感じ。蓮治は小説を書きだした。火村と優子は想像にお任せみたいなラスト。

総評

3話くらいまでは意味不明。みやこ/紘、千尋/蓮治の物語が交互に展開されて両方面白かったが、やはり千尋の記憶障害のインパクトが強い。リセットされた後はどうなるかと思った。引いたカメラワークでキャラの影や一部だけ映して会話が展開したりする映像も凝っていて、時にはモノクロだったり、屋上や海で青空、夕焼け、星空を眺めるシーンは美麗。OP/EDも作品にマッチしていました。優子/火村については最後まで謎だけど、こういう終わりも悪くないと思う。忘れたくない想い、ありますか ?