『あさっての方向。』(第4話)

からだ/椒子のことが信じられない尋は、からだを目の前にしても素っ気無い態度。傷つくからだ、帰る尋、尋を蹴飛ばす椒子。「あなたしか知らないことや出来ることがあるじゃない」、部屋に戻ってきた尋、そして朝ごはんの塩味玉子焼きへ繋がる。セピア色の回想、尋とからだの 夏祭り花火の思い出。現在に戻り夏祭、二人きりにさせる椒子。思い出の場所へ二人で花火を見に行く展開は素晴らしい。人に良くぶつかるし、泣き虫の妹だと、花火をバックでからだに話す尋。関係の戻った二人を見て、立ち去ろうとする椒子の手を掴み止めるからだ。「一緒に帰ろう」「はい」。兄妹の解決をみて身を引く気持ちは分からないでもないが、(戸籍上は成人だけど)子供一人でどう生活していくつもりだったのだろう。やっぱりこの作品好きだわ(異論はあると思うが、現時点では『Kanon』より好き)、DVD買おうかしら。