『桜蘭高校ホスト部』(第24話)

二年前の環と鏡夜の出会いとコタツ。前にちらり触れた鏡夜(と環)の複雑な境遇。損得勘定付き合いが、振り回され図星を突かれ内面・感情を見せることになるが、冷静さを欠く鏡夜の反応は面白い。掴み所のない環の方は本心で純粋ゆえに鋭い。環視点なら別の物語があるのだろう。環出現前の唯一の理解者、鏡夜の姉:芙祐美さん(あらあら井上喜久子)も良いキャラしてる。額縁を飛び出した絵の比喩も印象深く、各々の心情が語られることで現在が魅力的になる算段。